November 23, 2006

「罰則」をめぐって(1)

「罰則」をめぐって(1)


私は高校に勤務しています。
私の学校で私は最近、服装などの乱れのテェックを強化
するようになりました。


例えば、登校時に頭髪や女子生徒のスカート丈などを
チェックし、一定回数以上違反したら校長との面接、
その次の段階では親に学校に来てもらう‥・

といった方法をとっています。


確かに、私自身も髪の毛を染めたり、スカート丈が短すぎ
たりするのは、高校生にふさわしくないと感じます。

ただ、それを毎日チェックして罰則で縛ろうという考え方
には抵抗があります。

 
以前は、「おい。〜君(さん)、髪染めてんじゃないか?」
と指摘したときの生徒の反応から、いろいろなやりとりが
生まれました。

論争のようになることもあれば、結果的に「規則は守れよ」
と押し切ることもあります。

ただ、個人的なコミュニケーションの一つの機会だと
思います。


規則を守るということは大切です。

最近規の生徒は規範意識が薄れているというのも事実で
しょう。

罰則を徹底することで、確かに違反者は減ります。
しかし同時に、一対−のふれ合い、ぶつかり合いの場が
減ってしまうという面もあるのではないかとも思います。


何よりも、何が高校生にふさわしいのかということに対する
自発的な問いを育てることにつながるのかどうか、
やはり疑問です。

 
挨拶についても同様のことを感じます。
毎朝、先生が表に出て、「おはよう」と挨拶させる光景を
よく目にします。


見ている側は確かに気持ちいいですし、貴重な努力だとは思
います。
しかし、本当にそれが生徒たちの人格として身につくかどうか
が大切です。


挨拶をして本人が「きもちいい」と感じ、今後につながれば
よいのでしょうが、しようがないから形だけやっていると
いうのでは、その場が終わってしまえば意味がありません。


 

yoyonet at 14:49コメント(0)  この記事をクリップ!
教育の現場からのメッセージ 

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